沖縄ヤマト運輸が顧客情報を紛失 中部支店から数十件


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 沖縄ヤマト運輸(糸満市、赤嶺真一社長)の中部支店が4月中旬ごろ、うるま市内で顧客情報が記入された伝票類を紛失していたことが22日、分かった。紛失したのは売り上げや配達に関する伝票で、発送元や受取先の住所と氏名、連絡先など少なくとも数十件の個人情報が記入されていた。同社によると具体的な件数は調査中という。

 紛失した伝票類は書類入れにまとめて保管しており、運転手が配達先から営業所に戻るまでの間に紛失したとみられる。伝票の管理などは内部規定があるが、順守されていなかった可能性がある。沖縄ヤマト運輸は現在、情報流出が判明している顧客について、中部支店の責任者らが個別に事情を説明し、謝罪するなどの対応を取っている。同社の担当者は「ご迷惑を掛けた皆さんには申し訳なく、誠心誠意対応していく。管理のルールを改めて周知徹底し、必要に応じて見直したい」と謝罪した。