【宜野湾】米軍普天間飛行場で22日、垂直離着陸輸送機MV22オスプレイ2機が航空機騒音規制措置(騒音防止協定)で定められた時間を過ぎた午後11時ごろまで飛行した。県と市による騒音測定調査では、宜野湾市の上大謝名公民館で午後10時59分に最大94・1デシベルの騒音が発生した。23日もオスプレイなどの午後11時前の飛行があった。
市に午後11時に上大謝名に住む女性から「うるさい」との苦情があった。騒音防止協定では午後10時から翌日午前6時は、飛行や地上の活動が制限されている。
17~18日も午後11時すぎまで米軍機が飛行した。宜野湾市は19日、沖縄防衛局を通して米側に市民生活に配慮するよう申し入れた。