経済

スマホで家の外から施錠や空調操作 電気配線に専用センサー設置 沖縄の不動産業と電気工事業が共同事業

住宅用IoT設備「S―REMOS(エス・リモス)」の取り扱い開始をPRする(右から)新垣産業の赤嶺嘉信部長、新垣力太社長、金城電気工事の友利勝彦部長、喜友名一樹主任=那覇市泉崎の琉球新報社

 住宅・不動産業の新垣産業(新垣力太社長)と電気・通信工事の金城電気工事(吉濱功佑社長)はIoT(モノのインターネット)技術を活用した住宅の販売、既存の住宅へのIoT設備の設置などの事業を開始する。電気配線に専用のセンサーを取り付けることで、家の外からスマートフォンを使ってドアの施錠や照明、空調の操作ができる。Wi―Fiなど無線を利用した住宅へのIoT設備の導入事例は過去にもあるが、電気配線を利用する形式は県内初という。

 「次世代向け住宅の設計、施工、販売」などを掲げるサンエー(神奈川県)が、業界初の技術として開発した「S―REMOS(エス・リモス)」を活用する。無線を利用した住宅用IoT設備の場合、電波の状況や障害物の有無などで動作が不安定になる可能性があるが、エス・リモスは電気配線に直接センサーを取り付けることで安定性を高めているという。

 スマートフォンに専用のアプリを入れることで、ドアや電子機器の操作ができるほか、来客や配達物などがあった際、備え付けのカメラが自動的に作動してスマホ上で訪問者を確認することもできる。室温が一定以上高くなったり低くなったりすると自動でエアコンを作動させる機能や、高齢者世帯向けに一定時間ドアの開閉や照明の操作がなかった際に、家族に知らせる機能もある。

 両社の担当者は「新築住宅だけでなく、既存の住宅に設備を導入することもできる。快適な暮らしにつながる便利な商品なので、ぜひ県内で普及させたい」と話した。問い合わせは新垣産業(電話)0980(52)2632、金城電気工事(電話)098(867)7311。









  • お知らせ


  • 琉球新報デジタルサービス







  • 他のサービス