プロバスケットボールBリーグ1部のチャンピオンシップ(CS)2018-19準決勝の第3戦は7日、沖縄市体育館で行われ琉球ゴールデンキングスは60-72でアルバルク東京に敗れた。キングスはBリーグ参戦後、初めて準決勝で1勝したが昨季リーグ覇者のA東京に一歩及ばなかった。
第1クオーター(Q)はキングスが守備の重圧でA東京を苦しめたが、第2Qは無得点の時間が長引いて停滞したところを狙われてしまう。A東京にインサイドアウトの攻撃を許して一気に差を広げられ24-38で後半へ。第3Qは田代直希や並里成、古川孝敏らの激しい守備から攻撃で流れを引き寄せかけたが、A東京の厚い守備を崩しきれない。ずるずると引き離され点という差を突き付けられて敗れた。
試合後、敗れた悔しさをかみしめる橋本竜馬は「我々が大きくなったことを確信した」と語った。主将の岸本隆一は「今季は終わりますが、立ち止まらず次に向かっていきます」「ありがとうという言葉じゃ足りないぐらい感謝しています」と、最後まで声援を送り続けたファンに深く感謝した。
キングスの今季はレギュラーシーズン40勝20敗。西地区優勝によりホーム戦となった準々決勝は名古屋ダイヤモンドドルフィンズを2勝1敗で破った。準決勝も地元ファンの大声援でA東京から1勝は奪ったが最終戦で力負けした。【琉球新報電子版】