沖縄関係路線を運航する航空7社は7日、大型連休期間中(4月26日~5月6日)の搭乗実績を発表した。初の10連休で旅行需要が高く、多くの社で旅客数が前年同期比14~30%増と好調に推移した。
全日本空輸(ANA)の旅客数は前年比14・5%増の30万1190人で、神戸路線が上下線で利用率が90%を超えた。名古屋路線は旅客数が前年比28・6%増の1万7082人だった。
日本航空(JAL)は旅客数が前年比22・3%増の11万5285人で4月26日~5月3日までの搭乗率が90%を超えた。羽田線は、臨時便を32便運航した。
日本トランスオーシャン航空(JTA)は、関西路線が同37・9%増の1万620人、福岡路線が同30・9%増の1万9964人となった。
琉球エアーコミューター(RAC)は提供座席数は提供座席数が450席減ったものの、旅客数は前年比6%増の1万8253人だった。
昨年7月に那覇―沖永良部線を開設した日本エアーコミューター(JAC)は提供座席数1008人に対し、搭乗率94・2%の950人を輸送した。
ソラシドエアは前年比19・8%増の9254人、スカイマークは同14・8%増の6万5371人と推移した。