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戦跡だけではないよ カメラマンたちが沖縄・糸満の魅力をSNSで発信 撮影会や清掃活動で交流も深める

 【糸満】糸満市の魅力を写真で発信しようと市内外のカメラマンらが参加する「糸満写真部」が積極的に活動している。写真共有アプリのインスタグラムなどの会員制交流サイト(SNS)を活用し市内の街並みや伝統行事などの写真を投稿するほか、ボランティアでごみ拾いをした後に撮影を楽しむ「フォトウォーク&クリーン活動」なども開催している。投稿を見た県内外の人が投稿された写真と同じ場所で撮影をしようと糸満市を訪れるなど、観光にも一役買っている。



フォトウォーク&クリーン活動を終え集合写真を撮る参加者ら=糸満市の大度浜海岸(糸満写真部提供)

 2016年の市観光振興基本計画の調査で糸満市の観光イメージは「糸満市を知らない」という回答が50%近くを占めた。また若い人たちには「平和や戦争」というイメージが強いことから、魅力ある糸満市を写真で発信しようと17年9月に糸満写真部は発足した。市内外のカメラマンや写真が好きな人、カメラの使い方を学びたい人など約10人が参加する。

 ボランティアでごみ拾いをした後、きれいになった街の写真を撮る「フォトウォーク&クリーン活動」も開催。大度浜海岸や北名城ビーチ、糸満市公設市場などで9回実施した。子ども連れの家族から60代まで幅広い年代の人が参加し、清掃と撮影を楽しんでいる。

 「星空撮影会」などテーマを決めた撮影会も開くほか、カメラの使い方が分からない人にはプロのカメラマンが撮影法を指導するなど、写真を通してさまざまな交流を深めている。

 カメラマンで糸満写真部部長の西康代さん(42)=糸満市=は「少しでも糸満市を盛り上げていけたらと思い活動している。これからも糸満市の魅力を発信し、写真を通じ輪を広げられたらと思う」と抱負を語った。

 活動内容やクリーン活動への参加は、インスタグラム「@itoman-photo-club」で検索できる。