「基地配備止めるため諦めない」宮古で5・15平和行進


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野原集落から陸自宮古島駐屯地に向け行進する参加者ら=11日、宮古島市上野野原

 【宮古島】「5・15平和行進」(平和運動センター宮古島主催)が11日、宮古島市上野の大嶽城址公園をスタート地点に行われた。約50人が参加し、平和を訴えるシュプレヒコールを上げながら、約11キロの道のりを歩いた。

 今年3月に部隊が編成された市上野野原の宮古島駐屯地内の御獄前小広場で集会が開かれた。「ミサイル基地いらない宮古島住民連絡会」の仲里成繁代表は、駐屯地内に弾薬が保管されていた問題に言及し、「野原住民としては、防衛省が言うような『説明が不十分』ということではなく、何も説明していないのと同じ」と批判。その上で「戦争に向かっていく基地配備を止めるため、これからも諦めることなく反対の声を上げていかなければならない」と平和への思いを訴えた。