経済

沖縄県内3行純益156億円 好景気で総融資量5.8%増

 沖縄県内地銀3行(琉球銀行、沖縄銀行、沖縄海邦銀行)の2019年3月期決算が14日に出そろった。沖銀と海銀は増収増益を達成し、前期過去最高の経常利益を記録した琉銀は与信費用を積み増ししたことなどから減収減益となった。3行合計の連結経常利益は前期比7・3%減の226億6700万円、連結純利益は同7・7%減の156億1800万円となった。売上高に当たる経常収益は同1・1%増の1301億5700万円だった。

 各行とも好調な県内経済を背景に旺盛な資金需要に応える形で融資量を伸ばし、貸出金利息収入や本業のもうけを示すコア業務純益はいずれも増加した。3行の総融資量(平均残高)は同5・8%増の3兆6899億4500万円となり、不動産業を筆頭に建設業やサービス業など幅広い業種で前年を上回った。

 貸出金利回りは前期より0・09~0・04ポイント低下したが、下げ幅は0・1ポイントを下回り緩和されている。各行とも過度な金利競争から一定の距離を置く姿勢を示している。

 銀行の規模を示す総資産は合計で同1・5%増の5兆3672億4100万円だった。