沖縄県警でパワハラ 被害男性が損害賠償求め県と小隊長を提訴


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 2015年に沖縄県警機動隊内であったパワーハラスメント問題で、被害を受けた男性警察官がこのほど、当時小隊長の男性と県を相手に慰謝料など損害賠償約520万円を求める訴訟を那覇地裁に起こした。4月16日付。県警監察課は「訴状の内容を精査中で、今後対応を検討したい」と述べた。

 訴状によると、原告の男性は15年4月から機動隊の小隊に配属され、同年4月から8月にかけて、小隊長から怒鳴られるほか、顔を平手打ちされたり、太ももなどを蹴られたりしたという。