社会

歩いて日本縦断10カ月 報道写真家・石川文洋さん 古里の沖縄に到着

出迎えた友人と笑顔で握手を交わす石川文洋さん=22日午後、本部港

 【本部】日本列島を歩いて縦断している報道写真家の石川文洋さん(81)が22日、沖縄本島に到着した。2018年7月に北海道の宗谷岬を出発し、約10カ月をかけて沖縄の地を踏んだ。鹿児島県からフェリーで本部港に着いた石川さんは友人らに出迎えられ「伊江島タッチューが見えて胸が熱くなった。古里に帰ってきた」と笑顔で話した。

 石川さんの旅は18年7月に北海道から始まった。10カ月かけて約3300キロを歩いた。北海道の自然の雄大さや福島県で見た防潮堤の巨大さに驚いた。一日100枚は撮影した。「シャッターを切るというのは心が動いた証拠。たくさん写真を撮れたことが何よりうれしい」と語った。

 「生きている間に平和な沖縄を見たい」との思いを支えに「基地のない沖縄を」と書いたTシャツを着て本土を歩き続けた。

 6月8日までゴールの那覇市を目指しながら、新基地問題の現場、名護市辺野古や北部訓練場がある東村高江も歩く。「辺野古をはじめとした沖縄の現状を本土に伝えることが私の仕事だと思っている」と力強く語った。









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