玉城デニー知事は、6月6日から8日までロシア・サンクトペテルブルクで開かれる国際経済フォーラムに合わせ訪ロする方向で調整している。県関係者が明らかにした。
東アジアの中心に位置する地理的優位性をアピールし、ロシアとアジアをつなぐ国際物流拠点として沖縄を売り込む機会となり、商機拡大につなげられるか注目される。
同フォーラムは毎年開かれているロシア最大の経済フォーラム。今年のフォーラムのタイトルは「持続可能な開発にむけて―行動指針の創造」で、世界経済やロシア経済、科学技術、現代経済における教育、文化、芸術の役割などについて世界の首脳や財界人が意見を交わす。
ロシアと諸外国の企業関係者が参加するビジネス対話や国連工業開発機関(UNIDO)によるラウンドテーブルなども開催される予定。プーチンロシア大統領が出席するほか、中国の習近平国家主席も出席する。