2019年度県高校総合体育大会の総合開会式が31日、沖縄市の県総合運動公園レクリエーションドームで行われ、高校生スポーツの祭典の幕が開いた。すでに終了した先行競技(バドミントン、剣道、陸上、テニス、自転車、カヌー、ゴルフ)を含む31競技に73校から約9100人の高校生アスリートが参加し、全国高校総体などの出場権獲得を目指す。
総合開会式は西原高校マーチングバンドによる公開演技で華やかに開会した。
開会式で県高校体育連盟の知名朝次会長が「日頃の練習の成果とフェアプレーの精神を十分に発揮し、悔いの残らない素晴らしい競技を展開し、さわやかな青春の汗を流してください」と選手を激励。
選手を代表し、中部農林高校相撲部の喜屋武竜希主将は「監督やコーチ、仲間たち、家族に感謝の気持ちを持って正々堂々と戦い抜き、沖縄でも開催される南部九州総体をみんなの力で成功させ、素晴らしいものにすることを全選手を代表して誓います」と力強く宣誓した。【琉球新報電子版】