2日午後7時18分、那覇空港で離陸直前の大韓航空機がエンジントラブルによって離陸をやめ、滑走路上に停止した。このトラブルの影響や悪天候などが重なり、午後8時25分までの1時間あまり滑走路が閉鎖された。那覇空港事務所によると2日午後10時時点で、1便が欠航、11便(出発5便、到着6便)に遅れが生じたほか、4便が目的地変更で他の空港へ着陸した。各航空会社に問い合わせたところ、少なくとも3800人に影響が出た。
那覇空港事務所によると、機体にトラブルがあったのは那覇発仁川(韓国)行き736便のボーイング737。機体が滑走路で停止した後、雷雨の影響によって午後7時27分~午後8時2分までの35分間、地上の作業ができなかった。同25分までに地上作業車が機体をけん引し、駐機場へと戻した。
乗客乗員は計158人で、けが人はなかった。同事務所によると、機体の右エンジンタービンに一部損傷が見られたという。大韓航空機に搭乗予定だった乗客は代替機を仁川空港から空輸し、3日午前1時半に運航する予定。