教育

チームワークがカギ! 高校生対抗のeスポーツ大会に沖縄KBC未来高校のゲーム部が初出場

 「カチカチッ」。マウスとキーボードを巧みに動かす音が教室に鳴り響く。

 KBC学園未来高等学校ゲーム部は本年度初開催の高校生対抗eスポーツ大会「STAGE:0(ステージゼロ)」の九州・沖縄ブロックオンライン予選を突破した。7月に福岡県で開かれる九州ブロック代表決定戦への出場権を手にした。


「STAGE:0(ステージゼロ)」の九州ブロック代表決定戦に出場するメンバー=5月31日、那覇市東町のKBC学園未来高等学校

 同校のゲーム部内の5人によって昨年末に結成されたチーム「IDAgaming」は、5人1組で対戦相手と戦いながら敵の本拠地を奪うネットゲーム「リーグ・オブ・レジェンド」に出場する。140種類を超えるキャラクターの中から競技者の分身“チャンピオン”を選び、アイテムや技を組み合わせて対戦する。

 キャプテンを務めるのは3年の屋比久修平さん(17)。「目標は勝つこと。(練習して)ミスを減らす段階に持っていきたい」と気合い十分だ。

 このゲームはチームワークが勝負を分ける。チームの要となる2年の新垣琢磨さん(16)は「一人が強くても勝てない。5人で立ち回って協力することが面白さであり難しいところ」と言葉に力を込める。

 メンバーは画面上でお互いをカバーしながら「ナイス」「そっち行ける?」「こっちお願い」などと声を掛け合い、ゲームを進める。普段から他学年で合同の授業があるなど、アットホームな学校環境が仲の良さの秘訣(ひけつ)だという。

 技術面の指導をしているアディッシュプラス株式会社の名古屋知宏さんは「知識をどれだけ持っているかが重要な競技。教えた情報をちゃんと吸収して試合に生かす成長スピードが持ち味だ」と語る。

 初戦は7月14日、県内のN高校と対戦する。国内7ブロックでの予選を通過したチームは、8月に東京で開かれる決勝大会に招待される。