リオ五輪出場のバレーボール選手が直伝 座安琴希さんが地元の中学生に指導


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中学生に指導するバレーボール選手の座安琴希さん(中央)=5月25日、うるま市の具志川東中学校

 【うるま】沖縄県うるま市出身で、バレーボール選手の座安琴希さん(29)が5月25日、地元うるま市の具志川東中学校を訪れ、バレーの指導をした。練習風景を眺めながら「やる気を引き出せたらうれしい」と語った。

 リーグのシーズンオフで帰省中だったため、中学時代のバレー部顧問だった金城佳則さん(71)が段取りして練習に参加した。この日に合わせ、具志川東中と高江洲中の練習試合が組まれた。

 金城さんは「子どもたちにとっていい刺激になったはずだ。彼女の一言はわれわれとは重みが違う」と満足げな様子。

 具志川東中3年の九谷ひなたさん(14)は「基本的なことを分かりやすく教えてくれた。努力を重ね、座安選手のようになりたい」と笑顔を見せた。

 高江洲中出身の座安さんは、当時を振り返りつつ「中学、高校はあっという間に時間が過ぎる。とにかく、情熱を持って過ごすことが大事だ」と助言した。