「米軍の可能性ある」松本哲治浦添市長 市内の中学校に落下物


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記者の質問に答える松本哲治浦添市長=4日、浦添市当山の浦西中学校

 【浦添】沖縄県浦添市立浦西中学の運動場にゴムのような落下物があった件で4日、松本哲治市長は本紙の取材に「(浦西中周辺が)米軍普天間飛行場のヘリの飛行コースにある。米軍ヘリから落下した可能性は十分ある」との見方を示した。沖縄防衛局などに対し、落下物の特定や落下原因の究明などを急ぐよう求めた。

 松本市長は落下物や落下経路の詳細は分からないとしつつ、立地条件などから「風で飛んでくることは考えにくい」と指摘。その上で「自然にはない物が落下してくるのは、あってはならないことだ。ヘリからの落下なら遺憾だ。落下させたところに抗議、注意喚起をしたい」と述べた。

 また、落下を目撃した生徒らがいたことから、生徒の心のケアと、説明会の開催など保護者への情報提供に努める考えを示した。