「事故原因の究明と飛行ルート変更含む再発防止策を」 浦添市議会が抗議決議 浦西中米軍部品落下事故


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浦西中学校への米軍ヘリ部品落下事故に関し、抗議決議と意見書を全会一致で可決した浦添市議会=7日午前

 浦添市議会(島尻忠明議長)は7日、6月定例会を開き、市立浦西中学校への米軍普天間飛行場所属ヘリの部品落下事故に関する抗議決議と意見書を全会一致で可決した。

 抗議決議と意見書は「一歩間違えば命に関わる深刻な事故であり、生徒、保護者、学校関係者、地域住民等に恐怖と不安を与えている。さらに事故後も謝罪や原因究明、再発防止策が実施されていない状況にも関わらず引き続き飛行を続けている」と指摘し「激しい憤りを禁じ得ない」と強調した。

 その上で、生徒や保護者への謝罪、事故原因の究明と公表されるまでの間の飛行停止、飛行ルート変更を含む再発防止策―などを要請した。意見書の宛先は首相や防衛大臣、衆参議長など、抗議決議の宛先は駐日米大使、第3海兵遠征軍司令官などとなっている。【琉球新報電子版】