沖縄で風疹患者新たに2人判明


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 沖縄県地域保健課は5日、新たに男性2人の風疹感染が確認されたと発表した。県内で確認された風疹患者はことし14人となった。2人はいずれも東京都在住で、旅行で県内を訪れていた30代と20代。予防接種歴は不明という。

 30代男性は那覇市保健所管内の医療機関を、20代男性は宮古保健所管内の医療機関を受診し、その後の遺伝子検査で風疹と断定された。2人とも県外で感染したとみられる。

 風疹患者の発生は全国的に続いており、県外では今年に入って先天性風疹症候群の患者が2例報告されているという。県は定期接種の対象者は早めに接種するよう呼び掛けている。