「気持ち高ぶらせることを言いたい」 夏の甲子園沖縄大会、選手宣誓の大城優一朗主将


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選手宣誓を引き当てた南部農林3年の大城優一朗主将

 第101回全国高校野球選手権沖縄大会の組み合わせ抽選会が11日、北中城村立中央公民館で開かれ、全64校による1回戦32試合の対戦カードが決まった。22日午前9時に沖縄セルラースタジアム那覇で開会式を行い、県代表を決める決勝は7月21日午後1時から同球場で行われる予定。夏の甲子園への切符を懸けた約1カ月の熱戦が繰り広げられる。

 22日の開会式の選手宣誓は南部農林の大城優一朗主将に決まった。48校の希望者による抽選を引き当てた。「皆の気持ちを代弁して気持ちを高ぶらせることを言いたい」と意気込みを語った。

 昨年の秋季大会で先輩が抽選する姿を見て、主将の責任として、宣誓希望の手を上げた。当初、抽選は外れてしまったが、抽選券の数が足りないハプニングがあり、仕切り直しに。

 2回目にくじを引き当て「最初に外した時は、少しほっとした部分もあった」とした上で、「緊張もあるが最後の大会なので張り切っていきたい」と重責に決意を示した。宣誓の言葉はチームで考えたいという。初戦は宜野湾戦。「相手は強い。自分たちはいつも通り野球を楽しみたい」と笑顔を見せた。