沖縄本島地方は14日、梅雨前線や低気圧の影響で、未明から朝にかけて大雨となった。沖縄気象台によると、南城市では午前5時37分までの1時間に51ミリの非常に激しい雨が降った。那覇市や沖縄市でも1時間に40ミリを超える激しい雨が降った。午後も激しい雨が降るところがあり、荒れた天気となる見込み。
気象台は那覇、糸満、南城の各市と八重瀬町に大雨警報(浸水害)、南部全域と中部の沖縄、うるまの両市、北谷町、北中城村に洪水警報を出して、注意を呼びかけている。
気象台によると、中国大陸からきた低気圧から沖縄の北側に伸びた梅雨前線に向かって、南から暖かく湿った空気が流れ込んだことで、梅雨前線の活動が活発になった。午前10時までの24時間雨量は南城市114・5ミリ▽沖縄市86・5ミリ▽那覇市70・5ミリなど。【琉球新報電子版】