沖縄出身のプロバスケ選手が一堂に 夢の対決、軽快トークも オキナワン・フープ・サミット


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スリーポイント王決定戦やトークショーでファンを沸かせた県出身のプロ選手やコーチら=16日、那覇市民体育館(田中芳撮影)

 プロバスケットボールBリーグで活躍する沖縄県出身の選手やコーチらが一堂に会した「オキナワン・フープ・サミット」(OBL主催)が16日、那覇市民体育館で初開催された。琉球ゴールデンキングスの岸本隆一や5月にキングスを退団した金城茂之ら14人が巧みな技術や軽快なトークを披露し、詰め掛けた千人超のファンを沸かせた。

イベント終了後にファンと交流する金城茂之ら(右)

 祭典は今夏、県内で初開催されるアマチュアリーグのキックオフイベントとして開かれた。OBLの富永健作代表理事は、アマチュア選手の県外遠征費の捻出が県内で課題になっていることに触れ「収益を遠征費に寄付する。ぜひ活動を応援してほしい」とリーグ戦への来場を呼び掛けた。

 技術を競うスキルズチャレンジではキングスの元主将同士である友利健哉と与那嶺翼の対決が実現。1対1やスリーポイントコンテストでは元キングスの津山尚大や渡辺竜之佑、狩俣昌也らが活躍を見せた。

 来季からBリーグ3部岩手ビッグブルズのアシスタントコーチ兼アカデミーコーチに就任する与那嶺は「選手として最後のプレーを沖縄でさせてもらえて、最高だった」と満面の笑みを見せた。