関東沖縄IT協議会 新会長に今井恒子氏 ニュービジネス部会も設置


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今井恒子氏

 【東京】沖縄県出身のIT企業経営者らでつくる関東沖縄IT協議会は18日、東京都の銀座クラシックホールで第14回定期総会・懇親会を開いた。役員改選で、副会長の今井恒子フロッサ代表取締役が新しい会長に就任し、運営委員の岡田康宏ライトカフェ執行役員を副会長に選出した。任期は2年。

 名誉会長の重田辰弥日本アドバンス社長は最高顧問に就いた。新規会員や各社の採用につなげるニュービジネス部会を新たに設置することも決めた。

 今井会長は「ニュービジネス部会も立ち上げ、若い人を取り込んで会の活性化と会員増強を図りたい。会員間の取引は回答があるだけで3億円あり、沖縄支部もあるので、さらに取引を増やして沖縄のIT企業にも寄与していく。沖縄のIT団体との交流も広げていきたい」と抱負を述べた。

 総会では役員選出のほか、沖縄支部の活動報告や協議会の新年度活動計画などを承認した。新規入会の法人・個人会員も紹介された。内閣府や県東京事務所などから、沖縄の特区・地域税制や情報通信関連産業振興についての講演もあった。