高良氏、安里氏が事実上の一騎打ちへ 参院選投開票まで1カ月


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(左から)高良鉄美氏、安里繁信氏

 7月4日公示、21日投開票が有力視される参院選の投開票まで21日で1カ月となった。沖縄選挙区は「オール沖縄」陣営が支援する元琉球大法科大学院教授で新人の高良鉄美氏(65)とシンバホールディングス会長で新人の安里繁信氏(49)=自民公認、公明、維新推薦=の主要2氏による事実上の一騎打ちの構図となっている。全国的には憲法改正や消費税増税の是非、年金問題などが主要争点となる見込みで、県内では米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設の是非や経済振興策などが争点となる見通しだ。

 政府与党は26日が会期末の通常国会を延長しない方針を示しており、近く閣議で参院選の日程を決める。参院選は昨年9月の知事選以来の全県選挙ということもあり、結果は玉城デニー知事の求心力にも直結し、来年6月にも実施される県議選の行方にも大きな影響を与えそうだ。