琉球料理の普及・継承を目的とした一般社団法人「琉球料理保存協会」は20日、那覇市のほしぞら公民館で料理教室を開いた。同会は毎月第3木曜を「琉球料理の日」として定めており、今回初めて料理教室を開いた。
20日のメニューはジューシー、イナムドゥチ、ゴーヤーチャンプルー。県内で46人が認定されている「琉球料理伝承人」の宮國由紀江さん、山内郁子さんが講師となり、だしの取り方や調理のこつを参加者らに伝えた。約20人が参加し、三枚肉のゆで時間などを講師に質問したり、メモを取ったりしていた。
同協会の安次富順子理事長は「琉球料理を学んで、つくって、食べて、普及させていってほしい」と今後も活動を広げていく考えを語った。同協会は来月以降も料理教室を開く。