こんな家に住みたい!琉球石灰岩や赤瓦で首里の町にマッチ 琉球樂団が優良事業表彰


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全国住宅産業協会の優良事業賞に選ばれた「ティアレ首里金城町」の外観

 1級建築士事務所のデザインスタジオ琉球樂団(浦添市、久高実代表)が那覇市首里に建築した「ティアレ首里金城町」が、全国住宅産業協会の第9回優良事業所表彰で優良事業に選ばれた。地域と調和の取れたデザインなど景観に配慮し、琉球石灰岩や赤瓦を取り入れた。地下1階、地上2階建ての12戸。入居者と設計の相談をし、細かい要望に応えて満足度を高めたことが評価された。

 同社は土地の仕入れ、設計、建物管理などを自社で行うプロジェクトを2016年から始めた。自社デザインで設計した共同住宅はこれまでに4棟ある。

 同社の長堂嘉範取締役は「受注がないと仕事がないという体質改善をしたかった。これからも自分たちで仕事を作りだしていきたい」と話した。

※注:久高実代表の「高」は旧字体