「子の行き場がなくなる」「このままでは仕事を辞めないと…」 美咲保育園閉園 浦添市の説明会に保護者涙の訴え


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 【浦添】沖縄県浦添市伊祖の認可外保育施設「美咲保育園」(銘苅秀人代表理事)の閉園問題で、市は27日夜、市ハーモニーセンターで保護者説明会を開いた=写真。松本哲治市長や銘苅代表も出席し、保護者ら約70人が参加。21日の園の説明会に続き、保護者からは「存続を必死に考えてほしい」「納得できない」などの声が相次いだ。

 保護者は口々に閉園延期や存続を求め、市に予算措置などを求めた。これに対し松本市長は「なぜ美咲保育園だけなのか、説明が難しい」などと繰り返し難色を示した。保護者らは「8月1日から子の行き場がなくなる」「このままでは仕事を辞めないといけない」と涙ながらに訴えた。

 この日、市は個別相談を実施する予定だったが、保護者からの質問や要望が2時間半余りに及び、中止となった。市は美咲保育園に職員を派遣し、相談に応じるとしている。