10月から8社に再編 りゅうせきG 総会5議案承認


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 りゅうせき(浦添市、當銘春夫社長)は27日、那覇市のザ・ナハテラスで株主総会を開き、取締役人事など5議案を承認した。當銘社長は、グループ会社12社を10月から8社に再編する方針を明らかにした。

 グループ会社を「総合エネルギー事業」と「カーライフ事業」、携帯電話や建設、ホテル、介護などの「ビジネスサポート事業」に再編統合する。

 りゅうせき本体が東亜運輸とりゅうせきロジコム、りゅうせきエネプロのガス部門を吸収して総合エネルギー事業を担う。

 カーライフ事業は、りゅうせきエネルギーとオートプラザ琉石、りゅうせき商事の保険部門が統合され新会社となる。

 ビジネスサポート事業はりゅうせきビジネスサービスの保育事業以外の部門と、りゅうせき商事の携帯電話事業部門が合併する。エネプロの介護サービス部門は有料老人ホームを運営するE.T.Sと合併する。

 りゅうせき建設、日亜商事、大門商事はそのまま残る。

 當銘社長は、石油販売が将来的に減少していくとの見通しを示し「お客さまのニーズを早く吸収できる組織にしたい」と話した。再編による人員削減はしないが、各社の事務部門などにデジタル技術導入などで効率化を図り、提案型営業にシフトしていくという。