社会

悲劇、忘れない 児童集会、犠牲者悼む 宮森小米軍機墜落60年

米軍機墜落事故犠牲者の追悼集会で、平和を誓う詩を朗読する6年生の児童ら=28日午前、沖縄県うるま市の市立宮森小

 【うるま】うるま市石川(旧石川市)の住宅地や宮森小学校に米軍ジェット機が墜落し、児童ら18人が犠牲になった事故から30日で60年となるのを前に、児童会主催の追悼集会が28日、同校で開かれた。児童ら約450人が参加し、犠牲者に黙とうをささげた。児童代表が「平和の鐘」を鳴らし、慰霊碑「仲よし地蔵」に花や千羽鶴を手向けた。

 児童らは全員で平和の歌「ふくぎの木」を歌ったほか、6年生が平和を誓う群読も披露した。新垣桂校長は「当たり前だと思っていた日常が一瞬にして奪われた先輩たちがいたことを忘れてはならない」と述べた。6年生の朝(あさ)美心(みらく)さん(12)は「二度とこのような事故は起こってほしくない。いろんな人にしっかりと伝えていきたい」と語った。

 遺族会と石川・宮森630会主催の慰霊祭は30日午前、同校で催される。玉城デニー知事も出席する。