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モンゴル800のギター儀間崇さんが脱退 「音楽性のズレ」「モンパチは自分の全て」【コメント全文あり】

MONGOL800(モンパチ)のギター・ボーカルで脱退を発表した儀間崇さん

 沖縄県出身のロックバンドMONGOL800(モンパチ)のギター・ボーカルを務める儀間崇さんが3日、バンドを脱退すると公式ホームページで発表した。

 儀間さんは1998年、浦添高校在学中にベース・ボーカルの上江洌清作さん、ドラム・ボーカルの髙里悟さんの3人でモンパチを結成。2000年4月に初アルバム「GO ON AS YOU ARE」で全国デビューし01年9月に発売したセカンドアルバム「MESSAGE」では300万枚以上の売り上げを記録した。儀間さんはモンパチの放つメッセージの利いた楽曲を、熱を込めたギターと低音の歌声でファンに届けた。

 昨年は結成20年を迎えて、県立博物館・美術館で「モンパチ展」を開催し、今年2月には日本武道館ライブを成功した。5月には代表曲をテーマにした映画「小さな恋のうた」が公開された。

 7月5日にはモンパチのドキュメンタリー映画「MONGOL800―message―」も公開される。映画は7月5日から2週間の限定上映。県内では那覇市のシネマQと浦添市のユナイテッド・シネマPARCO CITY浦添で上映される。


 以下、ホームページで公表した儀間さんのコメント全文

いつもMONGOL800を応援してくれてありがとうございます。

この度、MONGOL800を脱退することに致しました。

突然のご報告になってしまい申し訳ございません。

4月からMONGOL800としての活動をお休みしていた事で、ファンの皆様、関係者の皆様を驚かせてしまい、ご心配と多大なるご迷惑をおかけした事を深くお詫び申し上げます。

自分は変わらず元気に過ごしております。

昨年バンド結成20周年を迎え、今後も25年、30年とMONGOL800を続けていくつもりでした。

しかし、いつの頃からかMONGOL800の活動を負担に感じる事が多くなってきました。

理由をひと言で表す事はとても難しいのですが・・・

時間の経過の中で、人間性や音楽性、感覚や感性のズレが大きくなっていったのだと思います。

正直、10年以上前から「辞めたい」という思いが頭の片隅にあり、脱退したいと相談した事もありました。そして説得される度に「何かが変わるかも」と信じて活動を続けました。しかし状況は変わりませんでした。

「これは贅沢な悩みなんだ」「世の中に楽な仕事は無い」「どんなバンドだって悩みを抱えながら続けている」と言い聞かせ、お客さんの為に頑張ろうと決めて続けてきました。

実際ステージに立ち、お客さんの前で演奏している時は、心から楽しんでいました。

それはバンドを始めた高校生の頃から、最後となった武道館ライブまで全く変わらない気持ちのままです。

恵まれた環境で音楽が出来る状況。それを自ら離れる事が正しいのか、今の自分には正直分かりませんが、これからは1人の人間として今までやってみたかった事を全て経験していくつもりです。

そう考えるととても楽になりました。

学生を終えて、すぐに音楽の道に突入し、ひたすら突っ走って来たモンパチは自分の全てでした。

沢山の奇跡を目の当たりにし、あり得ない経験を沢山させて貰いました。

キヨサク、サッシには心から感謝しています。

そして、2人に1番申し訳なく思っています。

本当にごめんなさい。

2人はこれからも突っ走って行くと思うので、皆様変わらない応援をよろしくお願いします。

自分は別に音楽が嫌になった訳じゃないし、普通にギターは触り続けるし、音楽を辞めるつもりはありません。

この先、音楽以外の事も含め、何かしらの表現が出来たらいいなと思っています。

その時はモンパチ共々どうかよろしくお願いします。

そして 今まで関わってくれた全ての方々に感謝しています。

本当にありがとうございました。

2019年7月3日

儀間 崇

【琉球新報電子版】