7月4日公示、21日投開票の参院選で沖縄選挙区から立候補を表明していた沖縄戦被害・国家賠償訴訟弁護団団長の瑞慶山茂氏(76)は2日、県庁で記者会見し、自身の立候補を取りやめ、先に立候補に向けて活動している琉球大名誉教授の高良鉄美氏(65)の支援に回ることを明らかにした。
瑞慶山氏は同日、「先の大戦における民間被害者への謝罪と救済、被害実態の徹底調査を国に求めていく」などとする3項目の重点政策を盛り込んだ政策協定書を高良氏と交わした。瑞慶山氏は会見で「高良氏の当選に向けて全力を挙げて活動する」と述べた。