参院選比例代表に共産党から立候補を表明している党県中部地区委員会副委員長で新人の島袋恵祐氏(32)は2日、県議会会派室で会見し、政策を発表した。島袋氏は沖縄関連の重点政策として辺野古新基地建設反対や米軍普天間飛行場の閉鎖・撤去などを訴えた建白書の実現などを掲げた。
島袋氏は「県知事選や県民投票で辺野古新基地反対の民意が示されたにもかかわらず安倍政権は一顧だにしない。大多数の県民は反対している」と述べた。
経済振興では、これまでの沖縄振興計画を総点検した上で「玉城県政と連携し、子どもの貧困対策などの医療、福祉などを重点にした沖縄振興計画を策定する」とした。
沖縄関連以外の重点政策として、消費増税の中止、改憲阻止、原発再稼働反対、対等な日米関係の構築などを掲げた。