政治

沖縄の参院選候補者の第一声は?

【左から】当選を目指し、ガンバローを三唱する安里陣営の出陣式=4日午前、浦添市大平。当選を目指し、ガンバローを三唱する高良陣営の出発式=4日午前、名護市瀬嵩


 参院選が4日公示され、17日間の論戦が始まった。4人が立候補した沖縄選挙区は、自民公認で公明、維新が推薦する新人の安里繁信氏と、「オール沖縄」勢力が推す無所属新人の高良鉄美氏による事実上の一騎打ちとなる見込みだ。浦添市や名護市で開かれた出陣式、出発式では候補者や応援弁士が懸命に支持を訴えた。


 

安里繁信氏 相互理解で問題解決

 平成の時代で何を総括し令和の選挙につなげるか。右と左の対立は終わり。沖縄の政治を前に進めていく。沖縄問題、県も日本政府も対立ばかり続けていても解決しない。お互いが胸襟を開いて理解を深め合って、未来志向の中でこの問題を一緒に解決していく取り組みが必要だ。令和最初の選挙から新しい沖縄の政治時代をつくっていこう。

 私は自由民主党から公認をいただいて立候補しているが、政府の代弁者として国会に行くつもりは毛頭ない。沖縄のプライドを懸けて沖縄の声を政権のど真ん中にぶつけていきたい。

 自分の足りない力を補う観点ではなく、自公の連立が20年という節目に原点を確認し、ダブルの勝利を収めたい。

 

高良鉄美氏 安倍政権と対峙する

 糸数慶子参院議員の平和の一議席を守り抜くことが私に課せられた大きな使命だ。私は辺野古の新基地建設ストップを大きな争点に掲げてきた。新基地建設の過程は大きな問題があり、環境の問題もはらんでいる。沖縄の民意に反して美ら海を埋め立てる工事を強行することは絶対に許されない。民意を無視することは民主主義を破壊するもので自治権の大きな侵害だ。

 国政の場でそのことをしっかりと訴え、安倍政権と対峙(たいじ)する。この美ら海、宝の海は絶対に埋め立ててはいけない。そして消費増税にも反対する。増税は沖縄の暮らしを破壊する。これまでも消費税が引き上げられる度に不況になった。増税反対を国政の場でしっかり突き付ける。

 


候補者の陣営は何を訴える?

【安里繁信陣営】

ちゃんと提案、解決 下地幹郎日本維新の会国会議員団副代表

 安里繁信さんはちょっと変わり者で個性がある。今沖縄の政治に必要なのは見方、考え方を根本から変える政治家だ。安里さんは提案したことをちゃんと解決していける。私たち日本維新の会も全力投球で頑張っていく。

公約実現が大切だ 金城勉公明党沖縄県本代表

 誰が公約を実現できるかが最も大切だ。2022年度から始まる新たな沖縄振興計画を具体的に作り上げて、未来を開いていけるのは安里繁信しかいない。沖縄の50年後がかかっている今回の選挙に安里を絶対に勝たせてほしい。

子の将来に責任を 武田良太自民党副幹事長

 沖縄の皆さんと共に沖縄の明るい将来のために歩んでいく。子どもたちの生活を考えたときに今、何をすべきか、具体的にやっていく責任がある。将来の明るい沖縄への第一歩として団結力を誇って戦おう。自民党も総力を挙げて戦う。

 

【高良鉄美陣営】

新基地造らせない 糸数慶子参院議員

 県民から預かった大事な平和の一議席を高良鉄美候補にバトンタッチする。それが県民の幸せにつながる。決して日本を戦争につながる国にしてはいけない。そのために辺野古に新しい基地は造らせない。それが今回の選挙の大きな争点だ。

工事は止められる 稲嶺進前名護市長

 高良候補は辺野古の海にも陸にも新しい基地は造らせないと掲げている。後戻りできないことはない。まだ工事は止められる。改めて民意を示し、辺野古を止め、普天間飛行場をすぐに閉鎖させ、私たちの人権を守る闘いを選挙で示そう。


何度も民意示そう 平良識子社大党書記長

 民意を何度でも国に突き付けていこう。辺野古の海を守る闘いを広げよう。今、沖縄の民意が日本の政治を動かし始めている。糸数参院議員がつないだ平和の一議席は玉城知事を支える一議席。翁長前知事の遺志を受け継ぐ一議席だ。



関連するニュース







  • お知らせ


  • 琉球新報デジタルサービス



  • 会員制サービス






  • 他のサービス