参院選、支持訴え各地へ 公示後初の日曜


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(右)有権者と握手を交わす安里繁信候補=7日午後3時ごろ、糸満市西崎の美々ビーチいとまん、(左)有権者と握手を交わす高良鉄美候補=7日午後1時ごろ、那覇市泉崎の県民広場

 参院選は7日、公示後初の日曜日を迎えた。沖縄選挙区に立候補しているシンバホールディングス前会長で自民新人の安里繁信氏(49)=公明、維新推薦=と琉球大名誉教授で「オール沖縄」勢力から支持を受けている無所属新人の高良鉄美氏(65)の主要候補2人は、本島内各地を回って支持を訴えた。 

 新たな沖縄振興計画策定の必要性を訴える安里氏は糸満市のビーチパーティー会場や那覇市内の飲食店で若者と意見交換したほか、有権者と握手を交わしたり写真撮影したりした。「人間らしく生きるための課題をどう解決していくかが政治家の仕事だ」と強調した。

 辺野古新基地建設に反対する高良氏は、那覇市内各地で遊説し、夕方にはうるま市で行われた玉城デニー知事らが参加するイベントに出席した。「主権者の意思がないがしろにされている。民主主義が危ない」と語り、消費増税などにも反対する姿勢を強調した。