「辺野古強行許さない」 参院選 高良氏が総決起大会


この記事を書いた人 Avatar photo 桑原 晶子
支持者らとともにガンバロー三唱で気勢を上げる高良鉄美候補(左から3人目)=12日、那覇市の久茂地交差点

 参院選沖縄選挙区で立候補し、「オール沖縄」勢力が支援する無所属新人で琉球大名誉教授の高良鉄美氏(65)の「必勝!総決起街頭演説会」が12日夕、那覇市の久茂地交差点で開かれた。高良氏は「民意や沖縄のために辺野古の工事強行を許さない」と述べ、新基地建設阻止を訴えた。

 高良氏は「県知事選、県民投票、衆院3区補選で県民は辺野古を争点に新基地ノーの民意を出してきた。民意を無視し工事を強行する政府にもっと強い民意を示そう。糸数慶子議員から受け継いだバトンは絶対に落とさない」と力を込めた。

 照屋義実選対本部長は「政府のいいなりになり、新基地建設を容認する候補者を選ぶのか。毅然と県民投票で示された72%の民意を背負って反対を貫く高良鉄美さんを選ぶかが問われる選挙戦だ」と呼び掛けた。演説会には玉城デニー知事や城間幹子那覇市長も駆け付け支持を訴えた。