政治
参院選2019

【参院選2019 県内政党インタビュー】④ 共産党県委「たらい回し、破綻した」 赤嶺政賢委員長

共産党県委 赤嶺政賢委員長

―参院選の意義は。

 「与党多数に支えられた安倍内閣の暴走政治を許すのか、それとも辺野古新基地や消費税、憲法で行き詰まった安倍政治を倒すのか。日本と沖縄の命運が懸かった選挙だ」

―想定する当選ラインと投票率は。

 「投票率は54~56%を想定し、33万票以上を目指す。知事選を上回る得票を獲得する意気込みだ。比例代表は共産党の現有5議席から7議席を目指す。県内で12万票の得票が目標だ」

―米軍普天間飛行場返還・移設問題の解決策は。

 「日米両政府による県内たらい回し政策は破綻した。新基地建設は軟弱地盤の設計変更など国内でも経験したことのない異次元の公共工事で完成も見通せない。違法・無法な手段で投入された土砂は、政府に原状回復の責任がある。普天間の無条件撤去、新基地建設の中止を求める。5年以内の運用停止は政府の責任で進めるべきだ」

―有権者に最も訴えたいことは。

 「辺野古新基地建設を許さず、普天間基地の即時閉鎖・撤去だ。消費税を増税しなくても、8時間働けば普通に暮らせる社会を目指す。財源は大企業、富裕層優遇の税制を改め、米軍への思いやり予算をなくせば確保できる」

―沖縄振興で訴えたいことは。

 「沖縄21世紀ビジョンの検証に基づき、玉城県政と力を合わせ、新たな振興計画に取り組む。基地受け入れとリンクしない振興策だ。沖縄の自然や地理的条件を生かした農林水産、観光産業の振興など経済的土台を強化する」

―政党間の連携は。

 「『オール沖縄』が日本の政治状況を変えた。市民と野党の共闘が安倍政治を退陣に追い込む希望ある取り組みだ」


(2019年7月12日付 琉球新報/朝刊/2頁/総合 掲載)