横田オスプレイ飛来 嘉手納に3機、地元反発


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 【中部】米軍横田基地に配備されている米空軍の垂直離着陸輸送機CV22オスプレイ3機が22日午後、米軍嘉手納基地に飛来した=写真。CV22の飛来は今年2月以来、4回目。米軍や沖縄防衛局から周辺自治体に事前通告はなかった。周辺自治体の再三の抗議を無視した飛来に対し、沖縄市、嘉手納町、北谷町でつくる「嘉手納飛行場に関する三市町連絡協議会」(三連協)は日米の関係機関へ抗議する意向だ。

 CV22は、午後3時半ごろ3機続けて嘉手納基地に着陸した。同基地を拠点とする米空軍第353特殊作戦群は定期的な訓練実施を明言しており、2018年6月に初めて飛来してから、同基地での運用は常態化している。飛来の目的を問う本紙の取材に対し、米軍からの回答は同日午後8時までにない。

 周辺自治体は基地負担の増加や事故への懸念から、CV22の同基地での運用中止や配備撤回を一貫して求めており、議会や三連協は飛来の度に日米側に抗議してきた。三連協会長の當山宏嘉手納町長は「極めて遺憾だ。安全性の懸念も払拭(ふっしょく)されておらず、住民の不安は計り知れない」と語り、三連協で抗議する意向を示した。

 飛来を目視で確認した沖縄防衛局は、飛来目的や滞在期間を米側に照会中とし、「航空機騒音規制措置やこれまでの地元の要請などを踏まえ、周辺地域住民の方々の影響が最小限となるよう申し入れている」と説明している。