ANA、石垣線就航から30年 空港で記念式典 1往復から現在は5路線11往復に


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羽田行きの乗客に記念品を手渡す全日空の職員ら=22日、石垣空港

 【石垣】全日本空輸(ANA)は22日、石垣線就航30周年記念式典を石垣空港で開催した。羽田行きの便に搭乗する乗客らを前に、関係者らがテープカットで節目を祝った。

 ANAの石垣線は1989年7月22日に就航した。当時は那覇との1往復だったが、現在は羽田や関西など県外の主要都市を結ぶ路線を含めて5路線11往復が定期運航している。八重山の旺盛な観光需要に対応するため、機材も大型化している。

 式典でANA沖縄支社の井口治支社長は「全国・海外の八重山ファンの期待に応えるとともに、マグロや車エビ、マンゴーなどの特産品を各地に届けて八重山の経済に貢献したい」とあいさつした。

 式典後には羽田行きの乗客にボールペンやステッカーなどの記念品を手渡したほか、職員らが手を振って離陸を見送った。