沖縄県文化観光スポーツ部は22日、2019年度の「ビジットおきなわ計画」を公表し、入域観光客数1030万人、観光収入8千億円の目標を示した。
目標達成に向けた観光客の受け入れ施策として、観光客が目的地までのバスや船舶、モノレールの情報などをグーグルマップで検索できるシステムを構築するなど交通機能の強化を図る。グーグルマップのルート検索は宮古・八重山圏で進めてきたが、本年度は本島での導入を目指す。
観光客誘致については、那覇空港第2滑走路の供用開始を見据え、航空会社に路線開設やチャーター便運航の働き掛けを強化する。今年で組踊上演300周年を迎える記念事業として国内外で伝統芸能の発信にも力を入れる。