星野リゾートが初の現地採用枠 読谷村に20年開業の「星のや沖縄」 正社員150人の約半数募集


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現地採用を発表する開業準備責任者の澤田裕一氏(左から2人目)ら=25日、那覇市泉崎の琉球新報社

 2020年春に沖縄県読谷村に「星のや沖縄」を開業する星野リゾートは、開業に合わせて同社として初めての現地採用枠を設ける。通常は全国で採用募集をかけて各地に配属しているが、「星のや沖縄」は正社員150人の約半数、パート・アルバイトのうち50人を県内で募集していく。

 星野リゾートはフロントや企画開発などを分業せず、1人で複数の仕事をこなせる人材を育成している。地域やホテルの特徴に合わせたイベントやプランなどを1施設あたり年間30~50ほど企画している。

 星のや沖縄は地域に密着したホテル作りのため、沖縄の土地や魅力を知る人をさらに確保したい考え。

 開業準備責任者の澤田裕一氏は「一人一人のスタッフの質を上げたい。沖縄で生まれ育った人に来てほしい」と話した。