昨年8月に亡くなった翁長雄志前知事の一周忌に合わせ、保革を超えたオール沖縄の流れを築き、名護市辺野古の新基地建設反対を訴えた翁長さんを「しのぶ会」が来月22日、沖縄県豊見城市の沖縄空手会館で開かれる。知事を支えた金秀グループの呉屋守将会長が実行委員長を務め、政治家や経済関係者らでつくる実行委員会が週内にも詳細を決める。妻の樹子さんら遺族も出席するという。
照正組会長で県政策参与の照屋義実さんら実行委メンバーが準備を進めている。会の式次第は今後固めるが、会場には翁長さんの功績をたどる展示などが計画されているという。
翁長さんの葬儀・告別式には約4500人、県民葬には約3千人が参列していた。8月8日の一周忌には自宅に訪問者が殺到することが懸念されることもあるため、しのぶ会を開く方向となった。