沖縄労働局(福味恵局長)は1日、ひとり親の就労支援強化を図るため、県内14市町村の庁舎内にハローワークの臨時相談窓口を設置する「パパ・ママお仕事応援キャンペーン」を開始する。31日まで。キャンペーン期間中、県内14市町村の庁舎内で職業相談や職業紹介を実施している。
同局によると、2018年8月に実施した同キャンペーンでは408件の相談が寄せられた。支援対象者122人のうち、19年7月末までに64人が就職した。
福味局長は7月30日の記者会見で「全国的に子どもの貧困が問題になっている。県内においても県子どもの貧困対策計画が策定されるなど、ひとり親家庭に対する支援は重要だ」と指摘し、相談窓口の利用を呼び掛けた。
相談窓口が設置されるのは那覇と浦添、豊見城、糸満、南城、沖縄、宜野湾、うるま、宮古島、石垣の10市と北谷、本部、読谷、今帰仁の4町村。