浦添工、写真甲子園準V 儀間さんは個人最優秀賞


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準優勝の賞状を掲げ喜ぶ浦添工業の(右から)大城聖南さん、玉城姫菜乃さん、儀間梨々香さん=2日、北海道東川町農業農村改善センター

 北海道を舞台に全国の高校生が写真の腕を競う第26回全国高校写真選手権大会「写真甲子園2019」最終日は2日、ファイナルステージと表彰式・閉会式があり、九州・沖縄ブロック代表の浦添工業が準優勝した。同校の儀間梨々香さん(3年)は、3日間の大会を通して最も優秀な作品を撮影した個人に贈られる「キヤノンスピリット賞」も受賞した。優勝は和歌山県立神島高校で、大会初の3連覇を達成した。

 浦添工業は玉城姫菜乃さん(3年)、儀間さん(同)、大城聖南さん(2年)の3人が出場。ファイナルステージのテーマ「北海道のいい人、いいところ」に対し、8枚組のカラー作品「穏やかな時間」を提出した。作品は東川町の人々の生活に入り込み、夏の北海道で穏やかな時間を過ごす表情を捉えた。

 立木義浩審査委員長は「今回は初日から最後まで入れ替わりが激しく接戦だった。浦添工業は子どもを捉えた2日目の作品が良かった。個人賞を受賞した作品は、過酷な人生を送った人がそういうところを隠しているような様子を捉えていた」と語った。