サイトで突然、会員登録完了と電話番号が表示…20代女性が架空請求で電子マネー35万円だまし取られる


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 7月29日午前10時ごろ、沖縄県南城市の20代アルバイト女性がインターネットを閲覧中に身に覚えのないサイトから延滞料金を請求され、35万円分の電子マネーをだまし取られる架空請求詐欺が発生した。

 県警によると、女性はスマホでサイトを閲覧している際、会員登録完了の通知が突然現れ動揺し、掲載番号に電話した。男の声で「会員登録料25万円以外に延滞金が35万円必要、すぐに支払わないと家族や職場に通知する」と告げられ、電話の指示に従いコンビニエンスストアで電子マネー35万円分を購入し、電子マネーの番号を電話で伝えたという。電話を終え不審に思った女性が与那原署に相談し事件が発覚した。

 同署は電話やサイトの契約状況などを詳しく調べるとともに、身に覚えのない請求に応じないよう注意を呼び掛けている。県内ではことしに入り、同様の架空請求詐欺が8件あり、被害額は約700万円に上る。