立憲が社大の平良識子氏を擁立方針 次期衆院選沖縄4区 本人に打診も


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平良識子氏

 【東京】次期衆院選に向け立憲民主党は5日までに、那覇市議で社大党書記長の平良識子氏(40)を衆院沖縄4区から擁立する方針を決め、同氏に出馬を打診していることが分かった。4区を巡っては、候補者擁立に向け「オール沖縄」勢力が、社大党委員長の大城一馬氏を座長に4区選出県議や首長、立憲関係者らでつくる連絡会を7月に設けている。立憲は近く連絡会に平良氏擁立を打診する。

 立憲県連会長の有田芳生参院議員は「平良氏に打診をしたのは事実だが、擁立はまだ決まっていない」と話した。平良氏は本紙の取材に対し、打診があったことを認めつつも「現段階では立候補の意思はない」と述べた。今後は立憲による擁立に向けた環境整備がスムーズに進むかが焦点だ。

 平良氏は1979年4月生まれ。南風原町出身。恵泉女子学園大大学院卒。