【東京】国民的人気アニメの「ちびまる子ちゃん」が沖縄のエイサーを踊る!?沖縄の菓子メーカー「琉球ドルチェテラス」(豊見城市)は7月末、「ちびまる子ちゃんエイサーまんじゅう」を発売した。パッケージにはエイサーを踊るかわいらしいまるちゃんと締太鼓を打つ「花輪くん」の姿が描かれており、沖縄土産にぴったりの一品だ。
すでに那覇市のわしたショップ国際通り店で販売を始めており、9月以降、那覇空港や沖縄県内のサンエーの一部店舗でも取り扱う。
17日には、販売を記念するイベントが東京の銀座わしたショップであり、琉装姿のまるちゃんが銀座に登場。ファンたちと写真を撮るなどして新商品をアピールした。
なぜ、まるちゃんが沖縄とコラボなのだろうか?
実は琉球ドルチェテラスの親会社「たこ満」の事務所があるのは、まるちゃんの原作者さくらももこさん宅と近い静岡市清水区。この縁から「たこ満」は昨年10月には「ちびまる子ちゃんアマンド娘」を販売しており、4万箱以上売り上げヒット商品になっている。今回は沖縄の子会社として琉球ドルチェテラスがエイサーをテーマに別のコラボ商品を完成させた。
たこ満の担当者は「台湾の人には静岡のお茶、富士山と並んでまるちゃんが人気。沖縄のお菓子でキャラクター商品を作って、アマンド娘に続いて人気が出てほしい」と話した。
「ちびまる子ちゃんエイサーまんじゅう」は8個入りで税込み1247円。 【琉球新報電子版】