八重山地方、23日夜~24日に激しい雨 台風11号 台湾に進路


この記事を書いた人 問山栄恵

  21日に発生した大型の台風11号は22日午後3時現在、時速約10キロでフィリピンの東の海上を西に進んでいる。沖縄気象台によると、23日夜から24日にかけて先島地方で波や風が強くなる恐れがあり、24日に八重山地方に最も接近する見込み。八重山地方では23日夜から24日にかけて激しい雨になる見通しで、大雨警報が出る可能性がある。
  
台風の中心気圧は994ヘクトパスカルで中心付近の最大風速は20メートル、最大瞬間風速は30メートル。
  
予想される最大風速は八重山地方で23メートル、最大瞬間風速は35メートル。宮古島地方で最大風速18メートル、最大瞬間風速30メートルになる見込み。
 
波は先島地方で23日夜から5メートル、沖縄本島地方で23日夜遅くから4メートルになる見込み。最接近する24日は先島地方で6~8メートル、本島で最大5メートルになるとみられる。
 
台風11号は22日午後3時現在、暴風域はなく、中心から全域560キロで風速15メートル以上の強い風が吹いている。23日午前3時には985ヘクトパスカルまで発達し暴風域を伴い台湾の方向に進むとみられ、沖縄地方は暴風域から外れる可能性が高い。【琉球新報電子版】