VIP対応へ客室整備 カフ―、新棟建設へ


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
地鎮祭に参加した上門工業の上門信孝社長(左)、カトープレジャーグループの加藤友康代表兼CEO(中央)ら=19日、恩納村冨着

 カトープレジャーグループ(東京都、加藤友康代表取締役兼CEO)のグループ法人KPGホテル&リゾート(田中正男社長)は、沖縄県恩納村のカフーリゾートフチャクコンド・ホテルの新棟を建設する。2021年春の開業予定で、総事業費は約50億円。19日に建設予定地で地鎮祭を開いた。

 新棟は全77室で敷地面積は8075平方メートル、延べ床面積は1万468平方メートル。宿泊料金は1泊で3万円超を想定している。従業員は新たに70人ほど採用する。

 大きい部屋は100平方メートル以上あり、バルコニーを合わせると300平方メートルになる。加藤CEOは「既存客に喜んでもらうことが大事だ。VIPに対応できる客室を作る。レストランもこれまでと違う新業態でやりたい」と話した。