【宜野湾】米軍普天間飛行場で輸送機MV22オスプレイが21、22の両日、日付の変わる午前0時前に着陸し、県と宜野湾市の騒音測定調査で、上大謝名公民館で21日午後11時51分に最大97・9デシベルの騒音を発生させた。米軍機の午前0時までの飛行は4日連続。市の基地被害110番には市民から「うるさい」などの苦情が寄せられた。
航空機騒音規制措置(騒音防止協定)では午後10時から翌日午前6時は、飛行や地上の活動を制限している。オスプレイは普天間飛行場滑走路を南側から着陸。22日午後11時51分には、延長線上にある上大謝名公民館で97・0デシベルの騒音が記録された。
市には同日午後11時すぎ、宇地泊に住む女性市民から「この時間も飛んでいてうるさい」などの苦情があった。米軍の航空情報(ノータム)では19日から22日の間、翌日午前0時まで飛行場を開けるとしていた。