自律型ロボット 国際コンテスト アミークス小が日本一 11月の世界大会出場へ


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「第16回WROJapan決勝大会」で優勝したアミークス小学校のメンバー=25日、兵庫県西宮市の関西学院大学(佐和田尚登さん提供)

 全国の小中高生が自律型ロボットの製作力を競う国際ロボットコンテスト「第16回WROJapan決勝大会in西宮」(同実行委員会主催)が25日、兵庫県西宮市の関西学院大学で開かれ、沖縄アミークスインターナショナル小学校のチーム「AMICUS NKR」がレギュラーカテゴリーのエキスパート競技(エレメンタリー)で県勢初の優勝を果たし、11月にハンガリーで開かれる世界大会の出場権を獲得した。初心者クラスのミドル競技(同)でも同校のチーム「Amicus Robotic」が優勝し、3連覇を達成した。

 エキスパートで優勝したメンバーは6年の中川仁斗さんと佐和田海斗さん、5年の山田黎弥さんの3人。制限時間内に指定された市販のロボットを組み立ててプログラミングし、コース内のブロックを動かす課題に挑んだ。

 チームリーダーの中川さんは「プログラミングで思い通りにいかないこともあったが、うまく対応できた。次の目標は世界一。ロボットの組み立てやプログラミングの精度を上げていきたい」と語った。

 ミドル競技の優勝メンバーは4年の大西晃生さんと西尾龍之介さんの2人。このクラスの世界大会はない。