原因は分からないが、後ろは開閉できる窓ではなくはめ殺しの窓なので密着部分が緩んだことも考えられる。飛行中に落ちるというのは、飛行前からぐらついていることなどがないと簡単に落ちるとは考えにくい。飛行前点検で落ちるほどぐらついていれば米軍も整備していたはずだ。緩くなっていたことに気づいていなかったか、分からなかったのかもしれない。
落下事故を防ぐにはやはり保守点検整備をしっかりするしかない。100%完全に防ぐのは難しいが、事故を減らすことはできる。どのくらい人がいるか、手間をかけるかで精度が変わってくる。
米国でも同じようなことはあるだろうが、米国内と国外の対応を比較すると、深刻度は変わってしまう。沖縄の深刻度は本国に伝わっていない。
県は政府に働き掛けることしかできない。ことあるごとに粘り強く政府に申し入れをしていくしかない。社会的に影響があることがあれば全国メディアを通じて訴えていくことだろう。